Samuel Alito
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アリト判事はGOP系億万長者ポール・シンガー(ヘッジファンド「エリオット・マネジメント」創業者)にプライベートジェットでアラスカに連れて行ってもらい、豪華フィッシングロッジに無料で滞在した。これを財産開示書類に一切記載していなかった。
さらに問題なのがその後で、シンガーのファンドはその後10回以上最高裁に案件を持ち込み、アリトはそのうち最大の案件(アルゼンチン対シンガー訴訟)でシンガー側有利の7対1判決に加わった。シンガーはこれで24億ドル相当の利益を得た。アリトは回避(recusal)もしなかった。
2023-06-22 Samuel Alito is the latest Supreme Court justice to face ethics questions
2008年にアリートが富豪ポール・シンガー(ヘッジファンド運営者で共和党への大口献金者)の自家用ジェットでアラスカの豪華釣りツアーに招待されたのに、財務申告書に記載しなかった。宿泊費もべつの共和党献金者持ちで、完全な全額タダ旅行である。
問題はそれだけじゃない。シンガーのヘッジファンドは最高裁に10回も上訴しており、アリートはその案件に参加するにあたって忌避申請をすべきだったんじゃないかという話にもなっている。
アリートはProPublicaの報道が出る前に、保守系紙ウォール・ストリート・ジャーナルの論説ページに先手を打って反論を載せ、「シンガーとは単なる知人で、裁判書類に彼の名前は出てこない。利益相反など合理的に考えてあり得ない」と主張した。
しかしProPublicaは「シンガーはそのヘッジファンドの創業者・社長・共同CEOであり、訴訟関連の報道に名前が繰り返し登場していた」と反論。アリートは無申告問題についてはノーコメントを貫いている。
バージニア大学の法律倫理学者アマンダ・フロスト教授「法律は明確。申告義務があったのに申告しなかった。判事たちは当事者に法律の文言を厳格に守るよう求めるくせに、自分たちは同じ基準を守らないのか」